みちたろう院長の日記 VOL.374




こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

この度の台風19号により、お亡くなりになった方々に心よりお悔み申し上げます。
また、被災された皆様には、謹んでお見舞い申し上げます。

患者様とスタッフの安全を第一に考え、10/12(土)は緊急休診とさせていただきました。
台風の影響で断水や停電などにより、診療ができなくなる恐れもありました。

茅ヶ崎で開院してから来月で15年が経ちますが、緊急休診させていただいたのは、
東日本大震災の後の計画停電のとき以来です。
いままで、台風が原因での緊急休診はありませんでした。

地球温暖化により、台風の勢力が落ちることなく日本列島に上陸する傾向が高くなりました。
海沿いの台風による被害は、湘南のあちらこちらで見受けられます。

茅ヶ崎の海沿いサイクリングロードが崩落したり・・・
稲村ケ崎では道路脇の遊歩道が崩落したり・・・
西湘バイパスでは破損個所が出ており いまだ通行止め・・・

どれもこれも、似たような条件の場所で、起こっていると僕は感じました。
最近、砂浜の減少が特に目につく場所です。

行政はその後の対応として、修復工事をおこなってくれるのですが、
台風が来るたびに、壊れる→直す→また壊れる→また直す の繰り返しとなっている。

根本となる原因、広い砂浜を取り戻すこと、地球温暖化を防ぐ手段をとること、
に時間とお金を費やした方が良いのではないか?と思うのです。
何度も補修工事を繰り返さずに済み、将来的な時間とお金の無駄を削減できるのではないかと思うのです。

これは歯が弱いとの自覚がある患者さんと似ています。
虫歯になる→治療する→また虫歯になる→また治療する の繰り返しが多い方。

生活習慣であったり、歯列の不正であったり、詰め物の精度であったり・・・根本となる原因は他にあったりします。
そこを補正することで、治療を繰り返すことを少なくして、生涯で治療にかかる時間やお金の無駄を減らすことができます。

二次的な被害が起きないように、早急に何とかしないといけないのですが・・・
しっかり対策を練って対応にあたっていただきたい!と願っています。

みちたろう院長の日記 VOL.373



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

代診の稲村先生が9月末をもちまして、当医院を卒業されました。
退職後はご実家の歯科医院を継承されます。

湘南地区の仲間で始めた勉強会「湘南デンティストリー」。
2~3カ月に一度のペースで、地元の仲間達と楽しく勉強しています。
5年前の夏の勉強会、僕が症例発表の演者でした。

その日は義歯について発表させていただきました。
初めて勉強会に参加してくださった、一名の若い先生。
目を丸くしながら、熱心に話を聞いてくれていました。

勉強会の後、懇親会での出来事。
代診の先生を探している話を仲間としていた時でした。

「 勤めたいです! 」

と手を挙げた若い先生が、稲村先生でした。
鳥取県米子市にある歯科医院の三代目である、稲村先生。
大学の同窓であった事もあり、5年間の契約で勤めていただく事になりました。

診療後におこなっている「 今日のハテナ? 」では、その日に診た患者様の申し送り、
今後の治療方針をディスカッションしました。
毎日毎日、診療後に欠かさずおこないました。

休日のほとんどは、勉強会やセミナー、コースや学会に積極的に参加しました。

出来ないこと、解らないこと、を減らす作業を5年間コツコツと続けた結果、
患者様から信頼され、腕も確かな、立派な歯科医師となりました。

卒業にあたり、常々伝えてきた「 木をみて 森をみて 季節をみる 」診療を忘れずに、
代々大切にしてきた患者様と歯科医院を継承し、繁栄させていただきたいと願っています。

お互いに、患者様とスタッフと家族を大切にして、よき仲間とともに学び、遊び、仕事と人生を楽しもう。
ストイックな5年間であったと思いますが「 おわり が はじまり 」です。

スタッフのみんなをはじめ、湘南の仲間達と応援していますよ!!