DH.うめざわのりこ の日記 VOL.3
こんにちは!
飯田デンタルオフィス、歯科衛生士の梅澤です。
能登半島地震、羽田空港での航空機衝突事故…
何だか心落ち着かない2024年の幕開けとなりました。
被災された皆様へ、心よりお見舞い申し上げますとともに
亡くなられた方々には謹んでお悔やみ申し上げます。。
さて、
私事ではありますが、昨年末にとある資格を取得いたしました。
「上級食育アドバイザー」
栄養学から食材の成分や効能といった、食全般に関する幅広い知識を持ち、
食育をわかりやすく伝えるスキルをもったスペシャリスト。
某通信教育講座にて3ヶ月ほど学びました。
1970年代、「痛くなったらまたきてね!」…日本は虫歯洪水時代でした。
1980年代、ようやく日本でも予防歯科の考え方が注目されるようになりました。
口腔内の健康を維持するためには定期的なクリーニングのみならず
普段の食生活が非常に重要である、ということがわかっています。
口腔、
それは我々の体を作る全ての栄養が入ってくる入口です。
甘いものや揚げ物の摂り過ぎなど、アンバランスな食生活は歯肉を赤くし炎症反応を引きおこします。
一日に三度、十分な咀嚼のある、整ったリズムのある食事。
少量でもよい、
主食、主菜、副菜の三つのお皿を用意する。
これは昨年開催された第40回JCPG記念学術大会にて
管理栄養士の鵜池香織先生のご講演の中で学んだ内容の一部です。
忙しさにかまけてついついワンプレート料理ですませてしまう私にとっては
耳の痛いお話でした。
「もっと栄養について知りたい!」
そう思いたち、今回の資格取得に至った訳でございます。
(普段の買い物も、お野菜を多く買うようになりました。)
基礎的な栄養学はもちろん
食材の旬の時期、選び方、保存方法、調理方法、
病気の予防、美容、アンチエイジング、
季節や人生の折々に迎える節目に、願い・祈り・喜び…などの思いが込められた
年中行事にいただく、日本ならではの行事食。
歯科衛生士として、レベルアップのために受講した講座でしたが、
普通に自分自身のため、そして育ち盛りの三人の息子たちの
毎日の食卓のために役立つ知識がいっぱい詰まった学びでした。
近年、
歯科医院では栄養・食事指導などができる管理栄養士の資格をもった人材が求められています。
当院には、管理栄養士の資格をもったスタッフはおりません。
この資格取得をきっかけに、少しでも患者さんの健康維持に役立てるよう
更に学びを深めてゆきたいと思っております。