みちたろう院長の日記 VOL.287



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

梅雨明けと同時に、連日の猛暑!
そして、子供達も夏休みに入りました。
このところ、夕焼けがとっても幻想的ですね。

そんな先週末の土・日は、仙台で開催された、日本臨床歯周病学会に参加してまいりました。
この学会への参加は、初めてとなります!

その名の通り、大学に在籍する研究家が集まる学会ではなく、日々診療をおこなっている、臨床家が多く集まる学会でした。
歯科衛生士さんの参加も多く見受けられました。

歯周病の治療は、ドクターだけが頑張っても、治りません。
歯石の除去や、歯のクリーニングをする、歯科衛生士さん。
日々のブラッシングをおこなう、患者様ご自身。

それぞれが、やれることを頑張らないと、安定(治癒)が望めません。
症状が重度になればなるほど、なおさらです。
状態によっては、歯周外科処置や、再生療法が必要になります。
保存が不可能となり、残念ながら、抜歯になってしまう場合もございます。

いったん安定をしても、継続した努力がないと、再発のリスクが高くなるのも、歯周病の特徴とも言えるでしょう。
生活習慣病である、糖尿病2型とも似ています。

糖尿病の患者様が、生活習慣を見直してくださらないと、血糖値は下がりませんよね。
その後、いったん安定をした場合でも、定期的に病院で血糖値が良い状態に保たれているか、継続的な検査をします。

歯周病も、同様です。
糖尿病における、血糖値の継続した検査は、歯周病の場合ですと、定期的な健診と、歯のクリーニングが該当するかと思います。

固い話となってしまいましたが・・・
歯科衛生士と歯科医師が、ひとりでも多くの歯周病の患者様に、安定した治療結果を出せるように、ともに学べる学会に出会えた週末。

とっても勉強になりました!!

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