みちたろう院長の日記 Vol.134



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

先週の土曜日は、湘南地区在住の先生方との勉強会!ピース☆スタディーグループでした。今回は・・・

神奈川歯科大学歯学部口腔病理学講座 槻木恵一 教授    
『唾液腺からストレスに強い体を作る』
唾液腺健康医学の挑戦!

という内容でご講演いただき、大変勉強になりました!

唾液は、成人の健常者で一日約1.5リットル出るといわれており、様々な作用がございます。
粘膜の保護作用
消化を助ける作用
抗菌作用
傷を治す作用
口の中のPHを一定に保つ作用
初期虫歯の再石灰化作用

などなど・・・かなりの働き者です。

主に唾液は『カラダ』の健康を維持する上で重要ですが、『ココロ』の健康を維持する上でも重要な作用があるというのです!

唾液腺にはBDNFというタンパク質が含まれており、ストレスを受けると、BDNFの産生は増加し、それが血中に取り込まれ、ストレスを緩和する作用があるそうです。

うつ病?などの疾患においては、BDNF産生量は健常者に比べ減少するそうです。
ストレスを緩和しずらくなるのでしょうね・・・。

つまり、唾液は健康『ココロとカラダ』を維持する上で、重要な役割があるのですね!
唾液ってスゴイ!

みちたろう院長の日記 Vol.133

こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

スポーツの秋!
食欲の秋!
秋にもいろいろありますが・・・

10月の飯田デンタルオフィスは、学術の秋!です。

先週の土曜日は診療後、茅ヶ崎歯科医師会の学術研修会にスタッフと共に参加をいたしました。
患者様に解りやすいウ蝕予防と診断 『PHセンサーを用いたウ蝕活動性評価』

講師:
東京医科歯科大学 ウ蝕制御学分野 北迫勇一 先生

コンビニやスーパーの普及によって、いつでも!どこでも!清涼飲料水を手に入れることが出来る便利な世の中ですが、それらの飲料物のPHを調べる事で、歯を溶かしやすい危険度を知る事ができます。

一番PHが低い(酸性が強い)飲み物はコーラです!
でも、毎日飲み続けるような常用性がなければ、I Feel Coke! でOKです。

今回の講師のお話は、患者様への生活習慣に関してご指導をさせていただく際に、非常に役に立つと思います。
勉強になりました。
そして、翌日の日曜日は、またまたスタッフと共に学会に参加をいたしました。

JCPG(日本臨床歯周療法集談会)
http://jcpg.jp/meeting.html

決して大きな学会ではございませんが、多くの歯科衛生士さんが参加しており、歯科医師とともに学べる会です。

当医院の衛生士さんはSRP実習に参加したり、代診ドクターもインプラント講習を受けたり、みんなそれぞれ勉強をして帰ってまいりました。

飯田デンタルオフィスでは、今後も自己努力を忘れず、幅広い技術と知識の向上のため、学会参加や研修をスタッフ共々積極的におこなってまいります。

みちたろう院長の日記 Vol.132



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

今年もあと3ヶ月でおしまい!10月に入りました。
先週の土・日曜日は僕を除いたドクターとスタッフは診療をしておりましたが、僕は2日間の義歯(入れ歯)のセミナーに参加させていただきました。
このセミナーは大変人気がございまして、僕はキャンセル待ちで登録していましたが、急遽空きが出た!との事で参加できました。

GC主催 デンチャーテクニックセミナー
『 下顎総義歯の吸着 2日間コース』
講師:阿部二郎先生&小久保京子先生

このセミナーのスバラシイところは、義歯を製作する歯科技工士さんも一緒に参加して、吸着する義歯のメカニズムやデザインなどのコンセプトを学び、共有できるところです。
歯科医師だけが知っていてもダメですよ!という事です。

一般的に総義歯におきましては、“上顎”に比べますと“下顎”は安定を得にくい!と言われております。
お口を開くと義歯が浮き上がる!なんて事もシバシバ・・・。

インプラント(人工歯根)を入れて、義歯の安定を図るのも一つの手段ですが、保険外診療となりますので費用がかかります。
また、持病などの理由により、インプラントをおススメできないケースもございます。

日本におきましては、無歯顎者(歯の全くない方)のうち、インプラントを選ぶ方は全体のうち5%だそうです。
残り95%の方は、総義歯となるわけです・・・。

そんな訳で今回のセミナーは、大変有意義なものとなりました。
本で勉強するだけではダメね!ホントに・・・。

今までのモヤモヤに一筋の光が差し込んだ感じです!