みちたろう院長の日記 VOL.253



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

私事ですが・・・
今月43歳の誕生日を迎え、イロイロと思い出したり、考えたことを文章にしてみました。
何年か後、自分にもう一度読んでもらいたくて、ブログに残しておこうと思いました。

少々長いですが・・・よろしかったらお付き合いください!

僕の故郷は茨城県でありますが、サラリーマンの息子であった僕は、幸運にも実家の家業を継ぐ必要性がなく、故郷で開院する理由がなかった。

電車通勤が嫌いな僕の理想は、自宅兼病院で、このスタイルでの開院は、土地・建物・診療機器を含めると、多額の借金を背負う事となり、相談をした会計士や親戚には反対された。

業者が薦めてくる開院候補地は、マーケティング結果の善し悪しが最優先で、僕の心を躍らせ、胸の高鳴る物件はどこにも無かった。

どこで開業をしようが、地域の方々のために歯科医療という形で社会貢献をする事に変わりはなく、だったら好きな場所を選択したい!という気持ちがとても強かった。

自分が愛すべき場所であれば、その土地の方々も愛せるでしょうし、何より人生は一度きり。
自分の人生を左右する場所は、自分で決定したかったので、周囲の意見を多少は聞いたが、自分の直感を大切にした。
独身時代は波を求めて仲間と遠方に出かけ、休診日や長期休暇はサーフィン三昧。自分の時間は自由に使う事ができた。

歯科医師として少々仕事熱心になってくると、休日はセミナーや学会に参加する機会も多くなり、海に癒される時間はそれと比例して少なくなっていた。

だったら海のそばに住めばいいじゃん!

そんな理由で、飯田デンタルオフィスは2005年11月に産声をあげた。
ビーチクルーザーにサーフボードを乗せ、5分もあれば海に到着できる。
波が良ければ、仕事前にサーフィンができる。
休日の朝、サーフィンをして自分をリフレッシュした後は、家族でカフェに朝食を食べにいき、買い物に出かける。
波がなければ、少しゆっくり起床して、愛犬と砂浜を散歩する。

理想のライフスタイルを手に入れた僕のするべき事は、より良い診療を地域の皆様に提供する事以外になく、仕事に打ち込める環境もあわせて構築された。

結果的に、今年で9年目を無事に迎えることができ、仕事とプライベートはとても充実している。
自分の直感を信じて後悔は無かったが、実行して失敗する後悔よりも、実行しなかった事への後悔の方がはるかに大きかったのだろうと感じている。

数ある歯科医院のなかから、当医院を選んで通院して下さる患者様、いつも支えてくれていれるスタッフとその家族、診療を支えて下さる取引業者の皆様、気さくで優しい先輩・後輩・友人達、僕の直感に対して予想外に協力的であった両親、こんな僕に協力を惜しまない理解ある妻と、癒しを与えてくれる子供達と愛犬デヴィ。

たくさんの方々に支えられて、生かせていただいている。
心から感謝を申し上げます。

43歳の誕生日を迎えて、初心を振り返るとともに、更なる飛躍と進化を求めて、
これからも人生を歩んでいこう。

直感を信じて!

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