みちたろう院長の日記 VOL.217




こんにちは!
飯田デンタルオフィス院長の飯田です。

先週の土曜日の診療後は、湘南地区勉強会ピース・スタディーグループでした。
今回は横須賀市野比でご開業の小池軍平先生をお迎えし、ご講演をしていただきました。

講演内容は「CERECシステムを用いた臨床」
通法ですと口腔内でムシ歯を削った後、歯型を採ります。
歯型から模型を作って、それをもとに技工士さんが詰め物の銀歯や差し歯を作ります。

CERECシステムでは虫歯を削ったあと、特殊な方法で削った歯の写真を撮ります。
そのデータをコンピューターで画像処理をして、セラミックやジルコニアでできた角砂糖ほどのブロックから、削った歯に合う詰め物を、機械が自動で削り出して作ってくれます。

これぞデジタル・デンティストリー!
光学印象とCAD/CAMを使った歯の修復物を作る方法です。
残念ながら保険の適応ではございませんし、詰め物や被せ物に限った方法で、義歯の制作はできません。

コンピューターテクノロジーにもまだまだ限界もあり、ヒューマンテクノロジーに頼らなければできない事もあるようです。
とっても便利でお利口なCERECシステムですが、その利点を十分に引き出すドクターのポテンシャルが必要だと感じました。

歯科の治療もデジタルとアナログを上手に使いこなせないといけませんね!
機械の値段も高額ですが・・・ちょっと楽しそう!!

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