みちたろう院長の日記 VOL.202
こんにちは!
飯田デンタルオフィス院長の飯田です。
12月4日・5日は、毎年参加させていただいている、てんとう虫スタディーグループの勉強合宿に行かせていただきました。
12月4日(日)宮城県仙台市
“フレームカットバックトレーを用いた臨床・下顎総義歯の吸着義歯”
講師 斎藤善広先生
シロナショウルームにて、患者様のご協力のもと実習付きのレクチャーを受けました。
当医院におきましても、このシステムで吸着義歯を制作しておりますが、インストラクターの先生によって少しずつ違った点もあり、Dr.斎藤流を学ぶことができて、とても勉強になりました。
また、石巻市開業の三宅宏之先生による、地震発生時~現在に至るまでの、壮絶で過酷な体験を拝聴する事ができました。
夜は仙台のスタディーグループ“月一会”の先生方との懇親会がありました。
12月5日(月)宮城県石巻市
“三宅歯科医院と被災地の訪問”
3月11日の大震災によって多大な被害を受けた石巻市、市内だけで死者は3000人以上、行方不明者は未だ600名以上・・・。
そんな中で、地元のために頑張っておられる三宅先生に、飯田デンタルオフィスより復興支援金をお渡しさせていただきました。
世間では月日が経つにつれ、節電や復興支援への関心が薄れてきていると思います。
現地を訪れるまでは、僕自身もそうでした。
何にも無くなってしまった、ただただ広い荒野と化した、殺伐とした風景を目の当たりにして感じた事。
冷たい風がごうごうと、心の中まで吹き抜けてゆく寒さ。
青空を見上げても、気分が晴れ晴れとしない無力感。
震災より約9ヶ月が経過しようとしていますが、現地を訪れてもっとも感じた事。
現状はまだまだ厳しいものがあり、継続した支援が必要だという事。
飯田デンタルオフィスでは、これからも継続して、被災地と被災された方々への支援をさせていただきます。
がんばれ!東北!