みちたろう院長の日記 VOL.415



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

楽しかったGW!僕らの旅 Part.3
前々回および前回ブログのつづきです。

日光の湯川を後にした僕らは、群馬県の片品村で車中泊。

翌朝より尾瀬ヶ原の玄関口でもある、大清水から溪流釣りに向かいました。
ここからは徒歩でしかアクセスできない場所で、尾瀬ヶ原から流れ出す沢がたくさんあります。

昨年のGWの釣行では、残雪が多くて入渓が大変でしたが、
今年は例年にない雪解けの早さで、残雪は無く快適に釣りができました。

知る人が少ない僕らの秘密の沢に入ったのですが・・・まさかの先行者アリ!
釣った魚をたくさん魚籠に入れて上流側から降りてきました。

県外からのご夫婦でしたが、先週もこの沢に来たらしい。
先週はもっと大きいのも釣れたとの事。

「 そんなにたくさん魚を持って帰ったら・・・この沢の魚がいなくなっちゃいます。」

って言いたかったが、ここは釣りのスタイルで難しい問題。
腹立たしく感じたが、笑顔でこの夫婦の自慢話を聞き流した。

僕達は魚が釣れたら回復させ、またそっと清流に帰す。
キャッチ&リリースというスタイル。

もちろん、僕だってありがたく魚の命を頂くこともある。
年に1~2回、家族と同じ数だけの魚を持ち帰って、塩焼きで美味しくいただく。

釣った分を根こそぎ持ち帰ってしまえば、放流が無い自然繁殖だけの小沢では、魚の姿が見えなくなってしまう。
生き残った魚たちが繁殖して、元の個体数に回復するまでには、かなりの時間を要するはずだ。

せめて釣りから帰った晩にでも、ご夫婦で山の幸を嗜む程度にしてほしいものだ。
未来の釣り人さん達も、豊かな自然を感じて楽しく釣りができるように。


なんとか釣れた価値ある一匹。
雪に閉ざされた沢はエサも少なく、厳しい冬を生き抜いた春の天然の岩魚(イワナ)。

僕らはちょっと切ない気持ちで片品村を後にして、次の目的地である長野県の白馬村まで車を走らせました。
翌日・翌々日は天候不順で山には登れず・・・付近の渓流や管理釣り場でまたまた釣り三昧。


鹿島槍ガーデン(管理釣り場)で釣れたブラウントラウト。茶色の体色に赤い朱点が特徴的です。
心無い個人放流などにより、日本の在来生態系に悪影響を与えている現状が明らかになってきており、
地域によっては駆除対象となっているそうだ。

GW残り2日は、大町の扇沢駅より黒部ダムを眺めながら室堂へ上がり立山へ。
蒼い空と白い雪の世界でバックカントリースノーボードを楽しみました。

3回にわたり鱒釣りの話ばかりでスミマセン!
釣りをされない方々にとっては、なんのこっちゃ!?でしたね。

長文お付き合いいただきまして、ありがとうございました!

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