みちたろう院長の日記 VOL.372



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

台風15号の影響で千葉南岸では、停電や断水、物資の不足など甚大な被害がありました。
早急な復旧を願うばかりです。
そんな中、新たに台風が発生する予報です。
週明けの夜には台風15号のルート同じように、関東に接近する可能性があるようです。
災害に対する備えを心掛けましょう。

さて・・・今回は、前回のブログの続きです。

今年の夏休みは仲良し三家族で、四国へとクルマで旅にでました。
四国の観光名所と言われる場所を4日間かけて巡り、琵琶湖畔に一泊して帰ってまいりました。
わいわいガヤガヤ!楽しく旅を満喫しました。
いろいろ巡った中で、僕がもっとも感動した場所があります。

それは・・・高知で一泊した川畔の小さなキャンプ場。

日中は川で遊んだりBBQを楽しむ地元っ子達で、賑わいをみせていました。
観光地と化しておらず、地域に愛されている感じの場所でした。

川幅は広すぎず、流れは緩やかで、小さな沈下橋があり、そこから子供達が飛び込んで遊んでいる。
河原の対岸にはヨシが生い茂り、沢が流れ込んでいて、その奥には山がある。

川の水は冷たく、とても透き通っていて、川底の岩やコケが見える。
水中をのぞくと、アユ、オイカワ、ヨシノボリ、サワガニ、モクズガニ、テナガエビ、小さな生き物たちが挨拶をしてくれる。

西の空が茜色に染まる頃、カエルの鳴き声とヒグラシの鳴き声が、川のせせらぎと共に心地よく響いている。
日中賑わっていた河原には静寂がおとずれ、夜のキャンプ場には僕達の他に一組のキャンパーが泊まっている。

優しい朝の光と朝霧のモヤが幻想的で、虫の音と川のせせらぎが耳に心地よい。
地元っ子達が活動する前の、僕達だけの贅沢な時間。

最高なロケーションで、とても豊かな時間を過ごせました。

桜の木もあったので、きっと春には地元の皆さんでお花見するのでしょうね。
この場所の四季折々の景色も見てみたいと思いました。

昔はこんなロケーションは日本各地でみられたのだと思います。
僕が子供の頃には、近所にもこんな場所がありました。

時代の流れと共に、とても貴重になってしまった、日本の健康な川。
日本の川はこうあるべきだ!と強く感じました。

川で遊ぶ子供達を「川ガキ」と呼ぶそうですが、こちらも絶滅危惧種なんだそうす。
四国の自然は懐が深くて大変素晴らしいです。

健康な川は自然の一部。
山や海も含めて、健康な自然は貴重になっています。

山は削られ、川は護岸され、海にはテトラポットが沈められ・・・
災害を防ぐ目的なのでしょうが、人間がこれをコントロールするのはとても難しい。
おかげ様で便利で安全に暮らせているのですが、残念なことに豊かな自然が減っています。

茅ヶ崎に住み、海にばかり関心がゆきがちですが、
健康な山や川があってこそ、海の健康が守れるのではないでしょうか。

その為に、僕は何が出来るのか?
そんな事を深く考えさせられた夏休みでした。

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