みちたろう院長の日記 VOL.340



こんにちは!
飯田デンタルオフィス、院長の飯田です。

2週連続で台風が通過し、早くも冬の気配を感じるようになりました。
2017年もあと2か月ですね。
今年中にやるべき事を計画的にこなしていきましょう!

先週の日曜日は台風の中、茨城県の水戸市まで勉強に行ってまいりました。
いつもお世話になっているラボのNative湘南の田中さん、そして稲村先生と僕の計三名での参加です。
数年前に韓国に研修に行ったとき、ご一緒させていただいた先生方のスタディーグループの企画。

スタディーグループISI主催 DR & DT コラボレーション企画
「チェアーサイドとラボサイドのコミュニケーションにおけるポイント」

歯科医師は石川知弘先生、歯科技工士は中島清史先生が講師でした。
石川先生は先月ハンガリーに行った際、研修をご一緒させていただきました。
日本のトップレベルの先生と、それを支える技工士さんのコラボ講演です。

臨床医の役割は疾患を治すこと。そして、失われた機能や審美性を再建すること。
再建に欠かせない仕事を託すのが、歯科技工士さんです。

歯科技工士さんには、補綴物といわれる義歯をはじめ、セラミックの歯やインプラントの歯の制作を依頼します。
その際大切になるのが、お互いのコミュニケーション。
治療計画を考えるところから、最終的な補綴物を装着するところまで、
患者さんのニーズに応えるために、お互いに共通のゴールに向かって、いかに情報の伝達をおこなうか。

今回はそんな内容の勉強をさせていただきました。
いつもお世話になっている歯科技工士さんと一緒に参加できたことは、とても有意義だったと思います。

飯田デンタルオフィスでは、ここぞ!というとき、義歯であっても、セラミックの歯であっても、
歯科技工士さんに患者様と直接お会いしていただいて、患者様のお顔にあった歯並びや色に補綴物を仕上げています。
いくらデジタル技術が進化しても、人がつくる物やコミュニケーションに勝るものはないと考えています。

われわれ歯科医師にとって、大切なパートナーである歯科技工士さん。
年々減少しているそうです。
歯科技工士さんの減少は歯科界にとって、かなりの痛手になるはずです。

デジタル技術の進化ばかりが、歯科界のトピックとなっております。
はたしてそれで本当によいのでしょうか・・・なんて考えてしまいますね。

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