みちたろう院長の日記 VOL.360



新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

昨年は、日本口腔インプラント学会専門医の認定を受けました。
あわせて、有床義歯学会認定医の認定も受けました。

「インプラント」と「入れ歯」という相対する治療。
どちらの治療方法にもメリットとデメリットがあります。

義歯を使ってみたが、どうしても馴染めません!という方で、
インプラント治療の特性が、最大限に発揮される条件の場合、
患者様の年齢やご希望と、少し先の未来を見ながら、
インプラント治療をおこなっています。

先日、東京の歯医者さんで「抜歯をしてインプラントにしましょう。」
・・・と言われたが、その治療方針を疑問に思い、当医院に相談をしてくださった患者様。
それなりに処置を施せば、保存できると僕は判断をしました。

抜歯を選択する前に、諦めないで歯の保存治療を試みたり、
親知らずが余っていたら、歯の移植で義歯やインプラントを避けることもできます。

最近はテレビのCMや、街道脇の看板などでも、
年間1000本のインプラント実績!なんて広告を目にします。

歯を抜いてインプラント!ではなく、
まずは、できるだけその歯の保存を試みる。
試みても結果が出ないケースもございますが、抜歯はいつでも選択できると思います。
インプラント以外にも治療の選択肢はございます。

学会専門医の認定を受けましたが、
僕は決してブラックジャックのようなゴッドハンドでございません。

しなければいけないこと
したほうがいいこと
してもいいこと
しなくてもいいこと
しないほうがいいこと
してはいけないこと

このあたりの判断基準を理解しているのか?なのだと思います。

今年は・・・
若手歯科医師向けコースの講師を任されました。
学術大会の実行委員長も任されました。

患者様やスタッフへ向けてだけではなく、医院外においても。
正しい事を、正しく伝えて、みんなが満足のいく結果を得られるように!
今年もがんばります!!

       

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